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今日の物欲メモ。
00/08/10・「噂の真相」9月号(噂の真相)
再開しようしようと思いつつ怠惰が身に付いてしまい、なかなか行動が起こせずにいたが、一応この日記とも雑文ともつかぬこのコーナーを気が変わらぬうちにやっつけてしまおう。こんな風にゆるゆるな文章で書きはじめる辺りが自分らしい。いいぞ。
当初、掲示板にて「物欲斎雑記」にする、と予告したのだが、いろいろ考えている間に気が変わった。自分らしい。いいぞ。
やはり日記の体裁を取った方が気楽なのだ。雑記、ていうと、いろいろ書かなくちゃいけないようで、そんな甲斐性のない自分にとっていささか酷な感じがしたので、日記、という意味に近いタイトルに変えた。たしか「何とか亭日乗」という昔の書物があった記憶がある。新井白石だったか。それもまあ、日記のようなものだった、ような記憶があるのでまあいいか、これで・・・と命名した、という経緯でこのタイトルになりました。以前のように毎日更新しないで済む(してなかったじゃん)のだけど、かといって文章の密度が飛躍的に上がるかといえば、んなこたない。とりあえず毎日更新しない「物欲日誌」だとお思い下さい。
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今日は映画を見てきた。「ボーイズ・ドント・クライ」。渋谷のシネマライズ。
最近、「実話もの」映画が増えてきた。ていうか、そう宣伝する映画会社が増えてきた、ということなのだが。「ボーイズ~」も実話ものだ。今年見た「実話系」では「エリン・ブロコビッチ」の次に好きである。
まあ、映画の感想はおいおいアップ予定の映画感想に書くとしてだ。問題は実話系の宣伝の仕方だ。いい作品に出逢うたび、思う。
なんでオチをバラすんじゃい!
実話系というのにかこつけて、ストーリーをここぞとばかりに公開し、オチまで一気にバラす。宣伝コピーにまでオチをかますバカ会社もあった。予備知識があった方がお客さんも理解しやすいだろう、という配慮なのだろうが、結末がどうなったかなんて事前に知りたかないんじゃい!知らないから、映画は面白いんじゃねーか!
「ボーイズ~」はものすごく「痛い」映画なのだが、事前に主人公がどうなるか知っているので、心に届く痛みが大幅減である。嗚呼・・・。物凄く惜しい。それと、映画会社がバラしてるからって、オチまでばらす映画評論家も最低。いい映画を見た帰りなのに、窓の外がちょっと鬱々とした気分になっていたのは、なにも公開劇場が渋谷にあるから、という理由だけではあるまい。