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買ったもの:
・「SOUTH PARK:BIGGER ,LONGER&UNCUT」サントラCD
South Park: Bigger, Longer & Uncut - Music From And Inspired By The Motion Picture
- アーティスト: James Hetfield,Marc Shaiman
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1999/06/17
- メディア: CD
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見た後、すぐHMV渋谷店に飛び込んで買ってしまった。どのナンバーも傑作だけどやっぱテレンス&フィリップの「UNCLE F**KA」が最高。テレビ版で個人的に大受けだった「KYLE'S MOM'S A B**CH」の豪華版も収録されてて大満足。2本買うと割り引きだったのでついでに、今まで買えずにいた「THE MATRIX」のサントラも購入。
・「逃亡」上巻(帚木篷生 新潮文庫)
・「大誘拐」(天藤真 創元推理文庫)
- 作者: 天藤真
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2000/07
- メディア: 文庫
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今日は珍しく7時前に目を覚まし、飯を食ったりしたあと早速渋谷へ向かう。
もちろんサウスパーク無修正映画版を見に行くためだ。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
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やはり御盆の東京はいい。すいているからいい。地下鉄をのりついで1時間半くらい。渋谷に着く。窓の外は渋谷が好きではない。どっちかというと嫌いだ。見たい映画のために仕方なく来るのだが、午前中の渋谷は好きだ。要は人のまばらな渋谷がお気に入りだ。なんか愛らしい。結局街というのは器で決まるのではなく中身で決まるのだと実感する。
上映の2時間前に券を買いうろつく。この街はまばらな位が趣があってしっくりするのではないかと思う。人が多いと落ち着かなくなってくるのは、この街の適性人数をオーバーしているからなのではないか、と思えてくる。新宿なんかは逆に人がいても気にならない。池袋はまばらな平日がちょうどいい感じだ。銀座は人がいないと寒々しい。秋葉原は・・・いつでも気が楽だ(笑)。
今度から渋谷は朝イチで来よう。決めた。
11時50分の回なので20分くらいに劇場へ戻るとすごい人だ。早めに来て良かった。整理券制なので早く券を買ったもの勝ちなのは知っていた。こないだ新宿で「顔」を見に行った時、上映間際に着いたら立ち見で一回飛ばした経験が活きた。余裕で座れた。ラッキー。
映画は上映1時間21分の中に中身がぎっしり詰まった至福の時間。下品で残虐で伝統的ミュージカルアニメ(笑)。でも表現同様、メッセージ性もエッジが効いている。例え下品でも検閲などさせないぜ!ビーフケーキ!
劇場を発ったのは午後1時。渋谷はいつものゴミゴミした街に戻っていた。サウスパークのサントラ買った後、窓の外は逃げるように立ち去ったのだった。
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今日もほとんど家にいた。今日こそは映画を見ようと決めていたのだけど、立続けに野暮用がはいって結局行けなくなってしまったのだ。とほほ。
まあその野暮用の関連で言えば・・・。
ついに窓の外の部屋にISDNが入った。
といっても以前、使っていたのだが我が家のコンピューター事情が窓の外にアナログ生活を強いたのだった。
我が家は一軒家で3階まである。窓の外の部屋と両親の寝室が1階にあり、弟妹達の個室が3階にある。2階は台所になっている。
電話線は1階と2階に配線されていたが、3階には配線されていなかった。窓の外のみがインターネットしていた時にはそれで問題なかったのだが、妹がパソコンを入手(母親と共有、のはずなのだが建て前になりつつある(笑))して自室でインターネットしたいと言い出した。そこで新しく通信アダプタで無線データ交換の出来るT.Aを購入して、それを窓の外の部屋に置き、妹がアダプタを使うことで一応解決するかに見えたが、そうはいかなかった。
めちゃめちゃ電波が弱くて、1階から3階まで電波がほとんど繋がらなかったのだ。そこで今度はかつて使っていたT.Aを介して、電波発信源であるT.Aを2階に置くことで解決を試みた。これには少し工事が必要だったが、これで妹のネット生活は順調になったが折しも窓の外はパソコン故障中。ドリキャスでインターネットは出来るが、肝心のホムペ更新が出来ない。予算を身内から金を幾らか借りることでi-MACを買ってさあ更新を始めようとT.Aと繋ごうとしたら、i-MACにはUSBポートしかなく、昔のT.Aがそんなもんに対応してるわけはなかった。
こうして仕方なくアナログでのネット生活を余儀無くされた窓の外(といっても前のパソコンよりも表示が異様に早いので、ネット自体は前より快適だったりして(笑))。しかし今日、ついにNTTに頼んでおいたUSB対応T.AをNTTの人が持ってきた。実は前の工事の前日、I-MACの購入をして届くのを待っていた窓の外から一応NTTの担当(女性、若い、可愛い)の人に頼んでおいたのだが、手違いで取り付けられなかった、というのは内緒だ。まあそんなわけでついに試すときがやってきた。
一応NTTの人が配線だけやっていって、窓がUSBのインストールやらモデムの設定やらを行い、NTTの人がうちから去ったその4時間後(遅っ!)ついにISDNネット生活を再開させた。
感想:はっや~~~~~~~~!!
こんな早いもんだとは知らなかった。さすがに五年前のPOWERBOOKじゃそのポテンシャルは活かされないわけだ(当たり前だ)。というわけでその早さにちょっと感動しています。映画には行けなかったけどね(他にもいろいろあったのだけど、省略)。
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今日はほとんど家にいた。ナンダカンダ言ってここ最近、休みにずっと家にいると言うこと自体なかったので、こういう休みがとれるのも連休のおかげ。ちょこちょこと映画評コーナー再開準備をしたりした。再開までもう少しかかっちゃうかも。
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2011/05/27
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男たちの挽歌 コンプリート・ブルーレイ・コレクション〈日本語吹替収録版〉 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2013/07/12
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そんな窓の外、DVD借りていたのを忘れていて早速見る。
ジョン・ウーの出世作「男たちの挽歌(1)」。意外にも最初の方の展開は香港的ギャグを織りまぜる軽やかなストーリー展開。トレードマークの黒服も第一作では意外にに少なかったりする。オーバーアクションで演技する若き亜州影帝、チョウ・ユンファ。相棒役にティ・ロン。その弟役にレスリー・チャン。
ティ・ロン演じるホーはユンファ演じるマークとある組織で活躍していた極道だった。しかし、裏切りにあい、警察の手に落ちる。兄の職業を知らずに刑事を志したホーの弟キットは、目の前で組織の人間によって父を殺され、兄を深く恨む。そして、マークは裏切り者に復讐した際、足を撃たれて足に障害を持つはめになる。
話としては実に明解。その後、堅気になろうと頑張るホー。足の障害により組織の下働きになってしまったマーク。刑事として活躍しながらも兄の過去のせいで出世の道が閉ざされるキット。元ホーとマークの相棒で組織の実権を握ったシン。それぞれの男たちの確執、友情、情念。それらが最高潮に高まった時、男たちは壮絶な闘いに身を投じるのだ!!
こういう明快なナニワ節のようなストーリーをここまではっきり面白くしたジョン・ウー。さすがだ。正義という言葉に嫌悪を抱く人間を、情念渦巻くストーリー展開でぐいぐいひっぱる。「M:I-2」がイマイチだったのはやはり男たちの「情念」がうまく話に乗らなかったからだろう。ジョン・ウー演出でもあの脈絡のないいきあたりばったりな展開じゃあなあ。その点、男たちの挽歌は黒服も鳩もカーチェイスもない(二丁拳銃は出しまくり)が、「フェイス/オフ」などにはっきり残っていた「男の情念」をはっきり打ち出している。そう、ウー作品のキーワードは実は、「男の情念」なのだ!!そのことをしっかり再確認。
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今日の物欲メモ。
00/08/13
・ホームページ辞典(翔泳社)
ホムペ充実のために購入。そのうち活用できるといいなあ(すぐしろよ)。
・シナリオ7月号(シナリオ作家協会)
今日見てきた阪本順治監督の「顔」のシナリオが入っていたので購入。
映画はおそらく今年見た日本映画のベスト。
窓の外は現在13日より4連休中である。会社に入って初めての連休。
窓の外の会社は盆暮れ正月すら関係ない。いや正月だけは関係あったかな。新聞印刷会社にそんなものは関係ない。新聞休刊日ですら、会社は稼動している。24時間、364日(正月は動かない)休み無し。そんな会社に勤めている窓の外。夏休みは盆暮れ関係なく合計3日(有給組み合わせて3日)で、しかも3日連続はとれない。2日と新聞休刊日、それと本来の休みを組み合わせて、ようやっと4日となった。 盆に連休がとれたのは、考えに考えた窓の外の作戦勝ちである。こうして、取らないでもいい盆休みを窓の外は取って今、過ごしている。
窓の外はそんな連休をいつもと変わらぬ休日として過ごしている。これでいいんかな、と思う。窓の外はひとり暮ししている人に対し、何や知らんが負い目をかんじることがある。これでいいんかな、と思う。大学在学中、一人暮らししている友達が自分より大人に見えたこともある。
帰省すべき実家。今の窓の外にはそれがない。それは年中実家におるからだ。実家のありがたみを窓の外は認識しとらんとちがうか?こんな生活に何となく依存して、ゆるゆるとこんな文章書いてて、本当にいいんだろうか。
なんか取らんでもええ盆休みを取ったから、余計にそう思う。
実は帰省というのがうらやましいのだ。「おもひでぽろぽろ」の、行くべき田舎がなくてつまんない、という理屈と同じだ。ないものねだりだ。別に誰かに言ったことなどないけど、言ってもおそらく「ええことなんてないよ。」と言われるだけだと思うので黙っていた。帰省するべき家。故郷を故郷としてきちんと認識できる。これほどうらやましいことがろうか。会社に寮でもあれば、入ってみたいという思いもありーの、アパート・マンション借りて一人暮らし始めてみたい思いもありーの。かといっていますぐ一人暮しの算段取る程の器量も行動力もない。
今はホムペの更新が精一杯・・・。
いつか出ていく日も来ようが、妹が結婚して追い出される、という風な間抜けなことにはならんようしようと思う。そんときは自分から出ていきたい。自分の意志で出ていこうと思う。そして、一度でいいから「帰省」してみたい。なんつーことを考えたりした。
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いま、京極夏彦を読んでいる。
- 作者: 京極夏彦,笠井潔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/14
- メディア: 文庫
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- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/09/08
- メディア: 文庫
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ていうか、ここ3週間近く小説は京極夏彦にかかりきりなのである。文庫になっている2冊。いちおう「姑獲鳥の夏」は一週間くらいで読み終えたので調子にのって「魍魎の匣」に手を出した。これが長い。重い。でも面白い。どうしようもなく、根気よく付き合っている。でも終わらない。現在、京極堂が犯人を明かしはじめる辺りにいる、といえばファンの人には分かってもらえるだろうか。峠を越して現在ようやっと下り坂、といったところ。
「姑獲鳥の夏」が当然のことながら、初めて読む京極作品なのだが、なるほど凄い。てっきり、妖怪マニア垂涎のネタを取り揃えたようなファンタジー色の強いミステリーものかと思っていたら、逆だった。むしろ、普通のミステリーより現実的かもしれない。京極作品の長さというのは妖怪やら何やらの古来より伝わる怪異と、それをおよそ相容れない論理が支配するミステリーとを同じ土俵に上げる為の前段だったのだ。自らの舞台に読者の視点をを引き上げねばならない世界設定の中、それをはるかに高いレベルで引っ張りあげる、その筆力はなるほど熱狂的なファンの獲得も納得だ。「ミステリー」に「哲学・宗教・歴史」、それに「妖怪・怪異」「当時の時事風俗」などをこれほどの物量ぶち込みながら、それを一点に収斂させるなんてことをやってのける構成力に舌を巻く。読んでいる間「うへえ・・・」と(心の中で)つぶやきながら、ページを手繰った。
京極堂の哲学は、窓の外の哲学にやや近い部類だったので、かれのウンチクも違和感なく読めたのだが、まさかこういう作品でP・K・ディック的アプローチで妖怪を語られるとは思っていなかった。なるほど、それならたしかにこの世に不思議なことなどないよなあ、などと思ったりしたりして。
「魍魎の匣」は「姑獲鳥~」よりさらに混沌とした事件設定が炸裂してる。正直、ここまで情報量が膨大だと、もう心は関口と同化してきている(笑)。
読むのが遅いので、さらに自分の混乱に輪をかけて広げていたりする。この世に不思議があるとすれば、この膨大な情報量のこの事件の全体像をすでに掴んでいる、京極堂の頭の中身だ(笑)。
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今日の物欲メモ。
00/08/10・「噂の真相」9月号(噂の真相)
再開しようしようと思いつつ怠惰が身に付いてしまい、なかなか行動が起こせずにいたが、一応この日記とも雑文ともつかぬこのコーナーを気が変わらぬうちにやっつけてしまおう。こんな風にゆるゆるな文章で書きはじめる辺りが自分らしい。いいぞ。
当初、掲示板にて「物欲斎雑記」にする、と予告したのだが、いろいろ考えている間に気が変わった。自分らしい。いいぞ。
やはり日記の体裁を取った方が気楽なのだ。雑記、ていうと、いろいろ書かなくちゃいけないようで、そんな甲斐性のない自分にとっていささか酷な感じがしたので、日記、という意味に近いタイトルに変えた。たしか「何とか亭日乗」という昔の書物があった記憶がある。新井白石だったか。それもまあ、日記のようなものだった、ような記憶があるのでまあいいか、これで・・・と命名した、という経緯でこのタイトルになりました。以前のように毎日更新しないで済む(してなかったじゃん)のだけど、かといって文章の密度が飛躍的に上がるかといえば、んなこたない。とりあえず毎日更新しない「物欲日誌」だとお思い下さい。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2011/03/18
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今日は映画を見てきた。「ボーイズ・ドント・クライ」。渋谷のシネマライズ。
最近、「実話もの」映画が増えてきた。ていうか、そう宣伝する映画会社が増えてきた、ということなのだが。「ボーイズ~」も実話ものだ。今年見た「実話系」では「エリン・ブロコビッチ」の次に好きである。
まあ、映画の感想はおいおいアップ予定の映画感想に書くとしてだ。問題は実話系の宣伝の仕方だ。いい作品に出逢うたび、思う。
なんでオチをバラすんじゃい!
実話系というのにかこつけて、ストーリーをここぞとばかりに公開し、オチまで一気にバラす。宣伝コピーにまでオチをかますバカ会社もあった。予備知識があった方がお客さんも理解しやすいだろう、という配慮なのだろうが、結末がどうなったかなんて事前に知りたかないんじゃい!知らないから、映画は面白いんじゃねーか!
「ボーイズ~」はものすごく「痛い」映画なのだが、事前に主人公がどうなるか知っているので、心に届く痛みが大幅減である。嗚呼・・・。物凄く惜しい。それと、映画会社がバラしてるからって、オチまでばらす映画評論家も最低。いい映画を見た帰りなのに、窓の外がちょっと鬱々とした気分になっていたのは、なにも公開劇場が渋谷にあるから、という理由だけではあるまい。